親世代と同じ価値観では危ない?20代、30代に役立つお金の習慣3選

※本サイトで紹介している商品・サービスなどの外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります。

社会人になって長い間親と同居しており、お金の管理の仕方が身に付いていない方、いませんか?

そんな方には「30代で知っておきたいお金の習慣」という本を読んでみてください。

この記事では、この本を読んだ後で、考え方が今までと変わったポイントについて紹介します。

この記事を読めば、30代に限らず

  • 社会人になったら知っておいてほしい資産形成に役立つ考え方について勉強でき、
  • 資産形成に向けて最初の一歩を踏み出すことができるようになります。

目次

  • はじめに
  • 考え方が変わったポイント
    • お金に関する価値観(家計管理など)は親世代(60代以上)の感覚では危ないことを知った
    • 習慣化するための最初の行動力が大切
  • まとめ:今の時代に合わせたお金の習慣・価値観を身につけよう!

はじめに

ファイナンシャルプランナー深田晶恵さんの著書「30代で知っておきたいお金の習慣」という本をご存知でしょうか?

この本では、30代でハマりやすい貯蓄、保険、マイホーム、投資などのお金に関する情報を、知らず知らずに見過ごしているポイントを、著者の体験談も踏まえて分かりやすく説明しています。

資産運用、家計管理に興味はあるけど、何から始めればよいか分からないという方にはとても理解しやすい本になっています。

実際に読んで、私の中でどのように考え方が変わったか、本のおすすめポイントと一緒にご紹介します。

考え方が変わったポイント

お金に関する価値観(家計管理など)は親世代(60代以上)の感覚では危ないことを知った

「社会人になったら貯金しなさないよ」と親に言われたことってあるのではないでしょうか?

収入に依存する部分もありますが、働いてもらった給料を全て使わずに、将来に備えて貯金しておくというのは当然の考え方ですよね。

貯蓄に対する考え方は本人の性格や収入の金額に依存することが多いですが、親の価値観のまま家計管理をしていると思わぬ落とし穴が待っているということが多くあります。

今の20代から40代の方で、親と同居している方は特に要注意です。

親と長く一緒に暮らしていると(それがよくないことだとは思っていませんが)、親の価値観や考え方が生活にしみついて習慣化してしまっていることがあります。

そして、本人もそのことに気がついていないんですよね。

私の親族も自身の両親と長く一緒に生活してきたので(一人暮らしの経験がない)、親のアドバイスには忠実に従っている感じがします。

注意していただきたいのは、親のアドバイスに耳を傾けることが悪いことではないです。

しかしながら、お金のことに関しては親世代の価値観をそのまま受け入れていると「今の時代に合っていないかなあ」と感じることがいくつかあります。

保険について

まずは生命保険について。

私は親の勧めで、というよりも親が加入していた生命保険を引き継いでそのまま入っていましたことがありました。

でもよく考えれば、その生命保険に入る必要はなかったのです。

保障内容も親が加入していた時期のもので古い保険でしたし、独身ならそもそも保険に入る必要がなかったです。

この本でも、生命保険は必要最低限の範囲で、掛け捨て入るべき、と書かれています。

親の勧めるがままに保険に入っている方は要注意です。

早めに解約か、自分の状況に合った保障内容の保険に切り替えるなどした方がよいでしょう。

私の保険の失敗談はこちらの記事でも詳しく紹介しています。

30代で資産運用に失敗しない!私のFP保険相談の失敗談と学んだこと

投資について

新NISAに関する情報が公表されたことで、投資に対して関心が高まっているのではないでしょうか。

ちょっと残念なのは、この本では投資に関する情報は多く記載されていないこと。

言えることとしては、投資をした方が良いけど、無理のない範囲で、まずは実際に始めてみることが大事ですね。

私も投資を始めるまでにネットで調べたり、本を読んで勉強していたら、実際に始めるまでに1年近くかかってしまいました。

今思えば、もっと早く始めていればよかったなあと。

もちろん、最初の口座開設などの設定が面倒だったりしますが、一度設定してしまえば後はほったらかしです。

始めてみてわかることも多いですし、あれこれ色々と考える前にとっとと始めちゃった方が気が楽です。

投資をしながら自身の家計の状況に合わせて臨機応変に積み立て額を調整していきましょう。

習慣化するための最初の行動力が大切

何か新しいことを始めるにあたり、最初の一歩を踏み出すことも大事ですし、それを継続することももっと大事です。

すなわち、習慣化すること。

資産運用で迷ったら、節約にしても貯蓄にしても投資にしても、まずは小さく始めてコツコツ続けることが大事です。

慣れてきたら、少しずつ大きくしていく方が確実かつ無難な方法であり、初心者でも続けやすくなりますよ。

例えば、投資を始めるにしても、一括投資か積立投資か迷う方もいるかと思いますが、最初は積立投資がよいです。

どんな小さなことでもいいので始めてみて、続けながら少しずつやり方をブラッシュアップしていく方が学びも多いです。

まとめ:今の時代に合わせたお金の習慣・価値観を身につけよう!

今回ご紹介した本では、30代で知っておきたいお金に関する習慣について書かれていますが、20代、社会人になったらすぐに知っておいた方がよいと思える、基本的な考え方が学べます。

今、働き盛りの世代は親世代の価値観をそのまま引き継いでいると、これからの生活で思わぬ事態になってしまう可能性を持っているので、今の時代に合わせた「お金の考え方」を知っておく必要があります。

貯蓄が思うようにできない方はお金の考え方を習慣化するまで、まずは最初の一歩を踏み出すために、この本を手に取って読んでみてはいかがでしょうか?

関連記事はこちら!

私が資産形成で参考になった本は、こちらの記事でも紹介していますので、ぜひご覧になってくださいね。

20代で読んでおきたい!資産形成・お金の勉強に役立つおすすめ本4選

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA