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- もう40代なんだけど、出世できる見込みがないし出世をあきらめようかと迷っている
- 出世したいと思ってがんばってきたけど、あきらめきれずに現状にもがき苦しんでいる
そんな方のための記事です。
この記事では、
- 出世をあきらめることによるデメリットとメリット
- 40代で出世をあきらめることによるメリットとメンタル面の対策
についてご紹介します。
40代にもなると出世できるかどうか判断ができるころになってきますよね。
出世したい方にとっては出世できないでいると非常に苦しい時期です。
この記事を読めば、たとえ出世できなくても、
- 出世への未練を断ち切って
- 会社のためだけに時間を使うのではなく
- 今後の人生を早めに考え直すきっかけになりますよ。
40代で出世をあきらめることのデメリット
今以上に給料が上がらなくなる
一番のデメリットともいえるでしょう。給料が上がらない。
会社にもよりますが管理職になると、管理職手当がつくことが多いです。
しかし、会社からの給料には税金や社会保険料がかかってくるので、手当で増えた分全てが手元に残るわけではありません。
一方で、副業で得た収入には社会保険料がかからないので、同じ金額をかせいだ場合は手元に残る分が多くなります。
管理職手当の分を副業で稼げるなら、その方がよいということになりますね。
関連記事はこちら!給料が上がらなくても対策しておけば大丈夫ですよ。
給料が上がらないなら副業?40代スキルなしでもできる対策4選
社内、社外ともに対外的な恥ずかしさがつきまとう
周りの同期が次々と出世していく中で、自分だけが取り残される状況は精神的にもつらいものがあります。
- 社外では名刺交換の度に肩書がないことに後ろめたさを感じたり
- 社内では社内メールアドレスに肩書がついていなかったり
自分は意識していないつもりでも、やはりどうしても他人の目は気になってしまうもの。
周りの会話から、なぜか自分にマウントをかけられている、状況ができあがったりします。
そんな時、私はマウントをかけてきそうな人とは距離を置いて、会話にも参加しないようにしています。
仕事上必要なやり取りなら受け答えしますが、仕事以外のことには耳を傾けません。
気持ち的にもかなり楽になっています。
やりがいのある(責任の大きい)仕事ができない
私が見てきた管理職の仕事ぶりを踏まえると、管理職になれば
- 自分の裁量の範囲が大きくなるので、平社員の頃よりも大きな仕事ができる
- 部下がつくので部下を使って仕事を動かすことができる
- 他部署との連携にも管理職権限で連携がしやすい
といったメリット(メリットというべきか・・・)があります。
逆に、平社員のままだと、上記のような仕事を任せてもらえません。
少なくとも部下はいないので、部下に任せてチームで仕事を進める、ということは間違いなくできないですよね。
管理職特有の仕事のやり方である「チームを使って仕事をする」ということは、平社員の立場では難しいのです。
平社員のままでは会社の中では仕事上で充実感を得られにくいかもしれません。
しかし、会社外に目を向けて、自分が打ち込める趣味、副業、社会活動などを持っておけば、気にならなくなるはずですよ。
上司が年下になって関係がぎくしゃくする
40代にもなると、自分より年下の人間が先に出世して、自分の上司になるケースがあります。
年下から指示されるのって、正直あまりいい気分にならないですよね?
それに、自分のほうが仕事の経験が長かったりすると、
その進め方、何かおかしくない?
なんて思うことも出てきます。
経験上のアドバイスと思ってあまり口出ししちゃうと、かえって逆効果になることも?
私は大学に出向していた時、研究室の学生に手取り足取り教えてもらっていた時期があったので、年下から色々指示されることには違和感はないです。
無茶な要求には応じたいとは思いませんが。
40代で出世をあきらめることのメリット
気持ちが楽になる
出世をあきらめて出世競争から降りれば、気持ち的にも楽になります。
- 出世を意識しすぎて、周りの人間よりも評価されようと必死になって残業をしたり
- 自分のやったこと、成果を必要以上にアピールしたり
する必要がなくなるからです。
気持ちが楽になれば会社での仕事の仕方や、家族など人との接し方にも余裕を持って、優しく接することができるでしょう。
切羽詰まっている時は他人に対して優しくなれなかったり、そっけない感じになったりするものです。
気持ちにゆとりを持った生活をすることで、視野が広がるきっかけになりますよ。
会社の仕事以外の時間が使いやすくなる
出世を目標としなければ、会社の仕事は必要最低限にして、今まで残業に充てていた時間などを
- 家族や友人など大切な人たちとの時間を過ごしたり
- 趣味などの時間にあてたり
- 副業や副業を始めるためのスキルアップの時間に使ったり
余裕ができた時間を自由に使うことができます。
仕事が残っているからと言って、退勤後に自宅にPCを持ち帰って家で仕事するという必要もありません。
時間の作り方を工夫することで人生の充実度が変わってきますよ。関連記事はこちら!
社会人は時間の作り方が大事?学生時代のバイトから学んだこと3選
今後の人生を早めに考え直し、新しいことをスタートできる
自分が自由に使える時間が増えることで、セカンドキャリア(45歳以降の仕事の仕方)について真剣に考えることができます。
- 具体的に副業を始めてみたり
- 起業のための準備を始めて、起業にチャレンジしたり
- 新しい趣味を見つけてやってみたり
- 社会貢献活動をしてみたり
私の知り合いには、バドミントンが好きで審判の資格を取って、国際大会などの審判をしている人もいます。
何か新しいことを始めるには、早ければ早いほど、年齢が若ければ若いほど、よいに越したことはありません。
残業など会社に捧げていた時間から解放されて、新しいことをスタートすると、別の世界が見えてくるはずです。
出世をあきらめた後の気持ちの切り替え方
「一生の仕事」をみつけて、がんばる方向性を変えてみる
会社の仕事は定時の間のみ、と割り切って、その時間以外は全てプライベートに全振りするのがよいです。
定時で仕事を終えて、
- 副業に取り組む
- 副業のためのスキルアップをする
- 家族・友人との時間を作る
特に、副業を始めて長く続けられるものが見つかると、定年に関係なくずっと続けることができます。
会社の仕事とは違って、好きな仕事を自分で選ぶことができるので、
- 続けたい時には続ければよいですし
- 途中でやめたくなったらやめればよいだけです。
定年に関係なく続けられる仕事は、会社からの給料がなくなった時に経済的にも、精神的にも心強いものになるでしょう。
「会社では必要以上にがんばらない」を考えると気楽になれる
出世や昇進、昇格のために、
- やりたくもない仕事を引き受けてきた
- 目標必達のために無理な計画で仕事を進めなければならない
- 合わない・嫌いな上司の無茶な要求に応えなければならない
そんなことを繰り返してきましたが、それも卒業。
会社以外のことに時間とエネルギーを使うためにも、会社の仕事は必要以上にがんばらない方がよいです。
自分自身は必要最低限の仕事のみを取り組み、プライベートの時間を充実させておけば、心穏やかに仕事に向き合うことができるでしょう。
まとめ:40代で出世を諦めても気持ちを切り替えれば充実した人生になる
40代で出世をあきらめると
- 今以上に給料が上がらなくなったり
- 社内、社外ともに対外的な恥ずかしさがつきまとったり
- やりがいのある(責任の大きい)仕事ができなかったり
- 上司が年下になって関係がぎくしゃくしたり
といったデメリットがあります。
しかし、
- 気持ちが楽になる
- 会社の仕事以外の時間が使いやすくなる
- 今後の人生を早めに考え直し、新しいことをスタートできる
といったメリットもあるので、出世にこだわらなくてもよいのでは?と思っています。
とはいっても、出世をあきらめた場合は、気持ちの切り替えなどの対応が必要になります。
例えば、
- 「一生の仕事」を見つけて、がんばる方向性を変えてみる
- 「会社ではがんばらない生き方」を考えてみる
といったことで、モチベーションを維持していきましょう。
選択肢が「出世する」一つだけだと気持ちの余裕がなくなります。
それに、出世や昇進とは会社(他人)が決めることであって、自分ではコントロールできないですよね。
自分がコントロールできることに努力の焦点を当てて、がんばっていった方が報われる可能性が高いです。
出世だけに努力を重ねて生きていこうとすると、本当の意味でのスキルアップの機会を失いかねません。
ぜひ、会社の仕事以外にも視野を広げて、充実した人生を送っていきましょう。
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