癖が残っていても大丈夫!テニスとバドミントンを両立させるコツ

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  • 社会人になってバドミントンとテニスを両方やっていて、バドミントンの癖が残っていてテニスがやりづらい
  • テニスからバドミントンに転向して、テニスの癖が抜けなくて困っている

そんな方、いませんか?

この記事では、テニスとバドミントンを社会人になってから始めてどちらも続けている私が

  • テニスとバドミントンの違いで癖が残って困ったこと
  • テニスからバドミントン、バドミントンからテニスへの転向はできるのか
  • テニスとバドミントンを両立して続けるためのコツ

について書きました。

この記事を読めば、テニスやバドミントンの癖が残っていても、どちらを優先してプレーするかを考えながら、楽しく続けることができるようになりますよ。

バドミントンとテニスの違い!癖が残って苦労したこと

ラケットの振り方:大きくふるかコンパクトにふるか

テニスラケットは、ある程度重いボールをコートのエンドライン付近まで飛ばすために、しっかりと力強くラケットを振る必要があります。

なので、肩からひじまで大きく腕を振って、水平から上に振りぬくような振り方になるのがテニスです。

もちろん、速い球に対しては小さく、速くラケットを振ることもありますが。

これに対してバドミントンでは、ひじから手首を中心に上に突き上げるような形でラケットを振り出し、最後はシャトルをラケットの面で弾くような感覚で振りぬきます。

シャトルもラケットも軽いので、コンパクトなラケットワークが全体的に必要です。

手首の使い方:手首を使うか使わないか

テニスはある程度重く、時には速く飛んでくるボールの勢いに負けてしまわないように、手首をしっかり固定して打つ必要があります。

一方、バドミントンでは手首を固定せず、逆に手首を返しながら(スナップをきかせながら)シャトルを打つ感覚になります。

ハエたたきや布団たたきの感覚に近いでしょうか。

逆にバドミントンの手首を使った打ち方で、テニスの重いボールを打ってしまうと、手首を痛めてしまいます。

私も社会人になって軽い気持ちでテニスをやってみたら、バドミントンの手首を使った打ち方で打ってしまい、手首をおもいっきり痛めて悲惨な目にあいました。

(ネットプレーの)足の出し方:利き足と同じか違うか

  • テニスでフォア側に動き出すときは利き足と逆の足を最初に出しますが、
  • バドミントンではフォア側に動き出す時は利き足を最初に出します。

右利きの人ならフォア側の球を取りに行く時、テニスでは左足を最初に出し、バドミントンでは右足を最初に出して動きます

バック側では逆の動きになります。

特に、ネット前の動きでは、この動き方が顕著で、そうでないと球やシャトルに対して、速く反応できません。

前衛のネットプレーの時、

  • テニスでボレーを狙う時は効き足と逆から、
  • バドミントンでプッシュを狙う時は効き足と同じ足から

前に踏み込みましょう。

テニスとバドミントンを両方経験している人は最初は戸惑うかもしれませんが、何回かプレーしていると慣れてきますよ。

ラケットの握り方

テニスラケットは重いので、プレー中はラケットを落とさないようにしっかり握っておきましょう。

しかし、バドミントンはラケットが軽く、シャトルを打つ瞬間のみグリップに力を入れる感覚になります。

というのも、バドミントンでは守りの時に、バックハンドでレシーブすることが多く、バックハンドのグリップでは親指をラケットに対して立てる握り方をします。

  • このバックハンドグリップは通常のフォアハンドグリップと握り方が異なり
  • ラリー中に攻撃と守備で握り方を変える必要が出てくるので
  • シャトルを打つ瞬間以外はラケットを強く握らない

ようにしましょう。

バドミントンではインパクトの瞬間だけラケットを強く握るイメージです。

私はテニスの癖が残っていて、バドミントンのプレー中にラケットを常に強めに握っていたので、

  • 手首の返しがうまくできなかったり
  • バックハンドのグリップへ切り替えがうまくできなかったり

して、バドミントンの上達に苦労しましたね。

テニスからバドミントンへ転向は可能か?その逆は?

テニスからバドミントン

まずはシャトルを打つ時に手首の返し(スナップ)をきかせて打つようにしましょう。

シャトルを打つ瞬間は、

  • ハエたたき
  • 布団たたき

の感覚がよいですね。

ラケットの振り方は自然とできるようになりますので、後はシャトルを打つ瞬間だけ、手首を使うことを意識できればよいです。

バドミントンのフットワークも慣れてくればできるようになりますよ。

バドミントンからテニス

テニスラケットはバドミントンラケットよりも重いので、打つ時に手首を使わないように、しっかり固定させるイメージでラケットを振りましょう。

ボールに当てる瞬間に

  • 手首に力を入れる感覚が残っている
  • 手首を返す感覚が残っていると

手首を痛める原因になります。

また、バドミントンではクリアーやスマッシュを打つ際にはシャトルの落下地点に入ることが大事になってきます。

逆に、テニスでは打つ時にボールに近づきすぎると、ラケットを振る時の肘が縮こまってうまく振れなくなります。

テニスではボールを打つ時の距離感にも注意しましょう。

バドミントンをやっていた人がテニスボールを打つと、ホームラン(コートアウト)になることが多いので、打つ時に力加減、必要ならボールに回転をかける打ち方をマスターしましょう。

テニスとバドミントンは両立できる?癖が残っていても大丈夫!

テニスもバドミントンも同じラケット競技なのに、

  • ラケットの振り方・握り方
  • 足の出し方・フットワーク
  • 手首を使うかどうか

が違っています。

両方とも遊び感覚でやる分には問題ないですが、せっかく続けるなら上達したい、ということなら、

  • テニスとバドミントンのどちらかに絞ってプレーするか
  • テニスは遊びで続け、バドミントンは上達するために続ける

といった形にするとよいでしょう。

私がこのパターンです。

テニスとバドミントンはプレーする上で根本的に違う部分があるので、どちらかを選んで上達するための練習を続けてみて下さい。

両方のスポーツをガチで続けようとすると、思わぬ怪我につながります。

私がテニスとバドミントンを両方やっていて失敗したことについては、こちらの記事でも紹介していますので、ぜひご覧になって下さいね。

夏のバドミントンはつらい?暑さでも練習を続けるためのコツ3選

まとめ:癖が残っていてもテニスとバドミントンはどちらもできる

バドミントンとテニスでは

  • ラケットを大きく振るかコンパクトに振るか
  • 手首を使って打つか使わないか
  • フォア側に動き出す時に利き足と同じ足を出すか、聞き足と違う足を出すか

といったことが違うため、癖がついてしまったり、癖が残っているとプレーしにくいことがあります。

テニスからバドミントン、または、バドミントンからテニスへ転向することもできますが、癖が残っている場合があるので、少しずつ変えていきましょう。

同じ時期に両方をプレーすることもできますが、テニスかバドミントンのどちらかに集中し、一方は遊び感覚で続けるとよいですよ。

せっかく始めたなら、健康的に過ごしていくために、長く続けていきたいですね。

私は運動がもともと苦手でしたが、バドミントンを始めることで今でも楽しく続けることができています。

運動が苦手な人がバドミントンを楽しく続けるコツ4選

私がバドミントンを続けることで変わったことは、こちらの記事でも紹介していますので、ぜひご覧になってくださいね。

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