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大企業でがんばって働いているんだけど、なかなか出世できない
そんな方のための記事です。
この記事では、大企業から大企業へ転職経験のある私が、今の職場で管理職の働き方を見ていて
- 大企業なら出世できなくてもよいと思う理由
- 出世の道を選ばなかったときにどうすればよいか
について書きました。
この記事を読めば、大企業で出世できなくても、
- ワークライフバランを重視した働き方をしながら、
- 自分らしく充実した人生を送ることができるようになりますよ。
大企業なら出世できなくてもよい理由
私はいわゆる大企業の研究職で仕事をしていますが、普段の仕事を通じて上司(管理職)の働き方、仕事の仕方を見ていて、
出世して管理職になると、こんな感じになるんだなあ
と肌で感じた、リアルなことを書いています。
ぜひ最後まで読んでいってもらえたらうれしいです。
会議が多すぎて自分の仕事をする時間がないから
出世して管理職になると、自分の仕事以外の雑用的な会議に参加する必要があり、その間は自分の仕事ができません。
なぜなら、ひとたびグループを超えて何か共有する事項が出てきた場合に、関わっているグループなどを集めて会議をする必要があるからです。
大企業では組織が大きく、部・課・グループの数も多いため、仕事の種類も細かく、数多く分けられているので仕方がないですね。
例えば、
- 自分のグループの仕事(研究テーマ)に関する会議
- 安全・労務関係
- 管理職どうしの会議
- 経営者(上層部)が主催する全社的な会議
しかも、仕事を前に進めるために必要不可欠な会議ならともかく、
- 定例的になんとなく開催している
- ただ聞いていればよいだけ
の会議はやるだけ無駄に思えてくるものが多いです。
会議中に手元で自分のPCで自分の仕事をする、ということもできるかもしれませんが、会議中は集中できないですし、どうしても片手間になってしまいます。
管理職にもなって「今の会議の話、実は聞いていませんでした」というのはさすがにまずいでしょう。。
部下の人数が多いと面倒をみたり指導するのが大変になるから
自分のグループの部下の人数が多いと、
- 部下を指導したり
- ミスをしたらフォローする必要があったり
といった、部下の仕事がどのくらいうまくいっているのか、またはうまくいっていないのか、常に気にかけていないといけません。
その他にも
- 部下の報告書の確認
- 部下が成長するような仕事、タスクを割り当てる
- グループで成果が出るように働きかける
などの仕事をすることが求められます。
- 部下が少ない
- 手のかかる、能力が足らない部下がいない
ならば、問題ないですが、そうではない場合には大変です。
経営層(上層部)の無理な要求に対応しないといけなくなるから
出世して管理職になると、経営層(部門長、本部長、取締役など)と接触する機会が増えてくるケースもあります。
多くの場合、
管理職=経営層の理想を具現化する、具体的なプランに落とし込んで実行する立場
になります。
経営層にとって会社の利益を追求することが一番の仕事であり、会社の利益にいかに貢献できるかが最重要課題です。
利益を追求するがゆえに、
- 無理な目標
- 過密なスケジュール
- 急な計画変更
など要求されることもあるでしょう。
中には、経営層から来たプレッシャーを部下にそのまま与えてしまう管理職もいるかもしれません。
そうなってくると、部下は無理な目標、過密スケジュールに翻弄され、疲弊してしまう可能性があります。
逆に、経営層のプレッシャーを管理職のみで受け止めていると、管理職に仕事の負荷がかかってくるでしょう。
いずれにしても、上層部からのプレッシャーに対する調整力が必要で、キャパオーバーにならないようにする努力を強いられるでしょう。
ワークライフバランスに支障をきたす場合があるから
自分の仕事以外にも部下の指導、管理や、色々な会議への出席など、やることが増えて自分の自由な時間が減ってしまい、家族、友人と過ごす時間が減る可能性があります。
休日にパソコンを自宅に持ち帰って、空いた時間に仕事、例えば、
- たまったメールを確認する
- 資料などを作成する
- 部下の報告書、資料を確認する
などの作業する時もあるからです。
会社のパソコンを自宅に持ち帰った時点で、休日も仕事のことを気にかけてしまう事態に陥ります。
そうなってくると、休日なのになんだか休んだ気がしない、といった状態になり、心身ともに疲れてしまうでしょう。
私の同僚にも
- 毎週末必ずPCを持ち帰っている人
- 休日に会社メールを送信している人
などを見かけますが、休日にまで会社メールを見たくないですよね。。
大企業で出世の道を選ばないならどうする
大企業で出世する道を選ばないなら、「出世できない分をどのようにカバーするか」ということを意識しましょう。
具体的な対策としては
- 転職
- 副業
などがあるでしょう。
出世できない時に必要な対策については、こちらの記事でも紹介していますので、ぜひご覧になって下さいね。
出世できないのは悔しい?できないと分かった時にやるべきこと4選
この中でも、転職した方がよいか、については、
- 本人の希望だけでなく
- 家庭状況や
- 求人状況
など本人以外に依存する要素も関わってくるので、難しい面がありますよね。
しかし、私も大企業から大企業へ転職している経験から考えると、大企業出身の転職は以下のメリットがあります。
- 大企業の社員は市場価値が高い
私の転職経験からも同じことが言えます。
私の転職経験については、こちらの記事でも紹介していますので、ぜひご覧になってくださいね。
社内試験に落ちたから転職?早く転職すればよかったと後悔していること
転職の際に、前職が大企業であると、
- 実績をしっかり作ってきたんだな
- その分野で専門的な仕事は一通りできそうだな
- 人事的な面も含めて社内教育をしっかり受けてきたんだな
と思われることが多いです。
- 今の会社のまま働いていても出世はできないなら
- 転職することで自分の価値が上がる(転職先で出世する)チャンスをつかむ
ということもありではないでしょうか?
まとめ:出世できなくても大企業なら別の道がある!
大企業で働いていて出世すると
- 会議が多すぎて自分の仕事をする時間がなかったり
- 部下の人数が多くて面倒になったり、指導するのが大変になったり、
- 経営層(上層部)の無理な要求に対応しないといけなくなったり
して、仕事がハードモードに突入して、ワークライフバランスに支障をきたす場合があったりして、出世することが必ずしもいいことばかりではありません。
大企業で出世の道を選ばないなら、その分を
- 転職
- 副業
でカバーすることもできます。
特に大企業の社員は
- 市場価値が高い
- 転職することで自分の価値が上がる
というチャンスが残っています。
今の会社のまま働いていても出世はできないと判断できただけでも大きな進展です。
副業なり、転職なりで、自分の価値が上げる、自分の価値を認めてくれるところを探してみましょう。