きつい?メリットある?社会人ドクターを取るために必要な対策3選

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  • 社会人ドクターに興味があって、会社の制度を利用して学位を取りたい
  • 大学に行って大学での仕事をしながらドクターを取りたいけど、色々不安な面がある

そんな方のための記事です。

私は社会人になってから大学に行って学位(ドクター、博士号)を取ったことがあります。

いわゆる社会人ドクターというものです。

しかし、今思えば大学に行っている期間は

大学での仕事が大変でプライベートの時間がほとんど取れなかった

というつらい経験があります。

この記事では、社会人ドクターで大学に行って仕事をすることのデメリットとその対策方法について、私の経験をもとに書きました。

この記事を読めば、大学での仕事も充実させつつ、家事、趣味、リフレッシュなどの時間も充実させることができるようになりますよ。

社会人ドクターを取ることの代償:私の経験

大学に行っている間は給料が下がる可能性がある

会社のシステムに依存することが多いですが、社会人ドクターを取るために大学に派遣されて大学の仕事をする場合は、

その期間は会社の仕事をしていない

とみなされ、給料が減額される場合があります。

(補足)

「大学に派遣=2年間の留学」という扱いになり、その間は会社の仕事をせずに大学の仕事(研究)をする、という会社の制度。

大学での仕事で一定以上の成果が出て論文投稿し、学位論文を大学に提出したら学位を取得できる、という取り決めでした。

ただ、所属の研究室が土曜日も研究活動をしていたので、休みは日曜と祝日の週休1日の生活でした。

私の場合は、「留学」という扱いだったので、完全に基本給のみの生活になりました。

また、会社の業績に貢献していないとみなされ、ボーナス査定も一番下の金額になっていました。

会社の仕事をしていないので当然といえば当然なのですが。

後から考えると、一定期間であるとはいえ、給料が減額されたのはかなり痛かったなあと思っています。

一方で大学では休みが取りにくいなど、会社の仕事よりも大学の仕事の方がハードであったので、

なんか報われる気がしない

と感じる日々を過ごしていました。

生活リズムが学生のようになる

大学で仕事をしていると周りがほとんど学生のため、学生の生活リズムに流されてしまうことがあります。

  • 夜遅くまで大学で仕事
  • 時には大学に泊まり込みで作業、論文執筆
  • 休日も大学に出てきて作業

私も大学生の頃はそんな感じで、研究室での学生生活のほとんどは大学で過ごしていました。

しかし、社会人になって会社での生活にどっぷりつかった状態で、再び大学生に交じって仕事をするとなると、かなりハードワーク。

実際に大学に派遣された最初の数か月の間に体調を崩しました・・・

私も周りの学生のペースに合わせたわけではないですが、

  • 大学での仕事をこなすためにはある程度の仕事量が必要
  • 周りの学生と同じくらいの結果を出しておかないと恥ずかしい

と考えて、無意識のうちにがんばり過ぎていたのかもしれません。

リフレッシュする時間が減る

大学で仕事をするようになってからは土曜日も大学に行く必要が出てきて、自分の趣味を楽しむ時間が減りました。

私は趣味でバドミントンを平日の仕事帰りにやっていたのですが、大学に行ってからは当然のようにバドミントンをする時間がなくなりました。

私にとってバドミントンは

  • 仕事の疲れをリフレッシュする
  • 仕事や家族以外の仲間と交流する

ための大切な時間。

唯一?のリフレッシュする時間がなくなったことで、気がつかないうちにストレスが溜まていたのかもしれません。

バドミントンをすることのメリットはこちらの記事でも紹介しています。

内向的な人がバドミントンを続けて変わったこと

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運動が苦手な人が始めるスポーツはバドミントンがおすすめ

社会人ドクターを取りたい!メリットと感じるために必要なこと

自分の時間を確保する、休日の過ごし方を工夫する

大学での仕事をがんばろうと思って、学生のペースに合わせないことが大事です。

大学、研究室によっては土曜日も大学に出てくる必要がある、という所もあります。

いわゆる週休1日状態になってしまうので、会社生活を長く続けてきた社会人にとっては大きな負担になります。

大学での仕事が忙しい中でも

  • 自分の時間を確保する
  • 大学での仕事の合間の休憩時間を作る
  • 休日はリフレッシュする

など、時間の使い方を工夫するとよいでしょう。

忙しい人がリフレッシュする方法はこちらの記事でも紹介しています。

仕事・家事・育児の疲れを癒す方法は?オンラインヨガがおすすめ!

家事(食事の準備)の時短をする

  • 大学での仕事がハードであったり
  • 土曜日も大学に行く必要があったり
  • 帰宅時間が夜遅くなったり

すると、食事の準備や家事をする時間が取れなくなってきます。

一人暮らしの方では家事を全て一人でこなす必要があり、家庭を持っている方でも家事や子育てに十分な時間をとれなかったり。

私も家事をする時間がなくて

  • 洗濯は帰宅後夜遅く
  • 食事は作り置きしておいたおかずを温めて食べるか、買って帰るか、冷凍食品・レトルト食品など
  • 掃除は休日に簡単に済ます

ような生活を送っていました。

特に食事は毎日のことですし、人間の手で作業する必要があるので、どうしても一定の時間がかかります。

さらに、栄養バランスの整った食事を準備するのは至難の業です。

そんな時には宅配弁当を使うことで食事の準備を時短することができます

宅配弁当は管理栄養士がメニューを作っていることが多いので、栄養バランも考慮されたものになっています。

食事の準備の負担を減らす方法についてはこちらの記事でも紹介しています。

宅配弁当の活用の仕方5選!これで食事の準備の悩みを解決できる

一人暮らしの食事を簡単にする方法は?冷凍宅配弁当がおすすめ!

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資産形成の準備をする

会社の仕事をしていない、という理由で大学で仕事している期間(2年間)給料が減ってしまうことを考えると、

後から昇給してくことが確定している、または昇給する見込みがあるのなら問題ないですが、

  • 昇給する見込みが少ない
  • 昇給するためにはハードルが高い
  • 会社の将来性が乏しい

などの場合には、社会人ドクターの期間は自己投資と割り切ることができても、資産形成の準備はしておいた方がよいでしょう。

なぜなら

  • 会社の状況・方針が大学に行く前と後で変わってしまう可能性がある
  • 資産形成の準備には慣れていないと設定などに時間がかかる
  • 仕事以外の部分で自己投資と資産形成を並行して取り組むことでメリットが大きい

からです。

自己投資の重要性についてはこちらの記事でも紹介しています。

自己投資は資産形成と両輪!学生生活の後悔から学んだこと

サラリーマンが自己投資を回収するために必要なこと3選

会社の仕事をしていない=その分の給料が下がる

ということを、

  • 別の観点で取り戻す
  • 取り戻す見込みを立てる

という意識が重要です。

資産形成を始めるということは、会社からの収入以外を確保する仕組み、準備をすること。

会社から離れている期間に、会社以外のことに視点を置いてみましょう。

資産形成に役立つ本についてはこちらの記事でも紹介しています。

20代で読んでおきたい!資産形成・お金の勉強に役立つおすすめ本4選

まとめ:社会人ドクター生活は時間の使い方を工夫すれば後でメリットになる

社会人ドクター(学位)を取るために大学に派遣されると、

  • 大学に行っている期間は給料が下がる可能性がある
  • 生活リズムが学生のようになる
  • リフレッシュする・趣味の時間が減る

といったデメリットを経験します。

しかし、社会人になってから学位を取得することで、その後の会社生活の中で

  • 昇給する可能性がある
  • 専門性を高めることができる
  • 会社の仕事以外の経験ができる

などのメリットもあり、挑戦する機会があれば挑戦した方がよいです。

デメリットを解消するためには、

  • 自分の時間を確保する、休日の過ごし方を工夫する
  • 家事(食事の準備)の時短をする
  • 資産形成の準備をする

といったことを取り入れておくとよいです。

学位を取得するためなので大学での仕事は大変かもしれませんが、家事、趣味、リフレッシュなどの時間もしっかり確保していきましょう。

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